年を取るということ

私の祖母のことなのですが、昔から毎朝近くの山に登ったり、友達も多く社交的で、よく旅行にも行っておりました。 80歳を超えても足腰は丈夫で、一緒によく神社やお寺巡りに行くのですが、20代の孫の私が疲れたと感じても、祖母はいつまでもスタスタ歩いていました。 そんな祖母が、昨年の夏に自宅で「ちょっとしんどい」と感じ、歩いて近くの病院を受診したところ、熱中症からくる脱水症状がひどいため入院となりました。 処置も早くすぐに脱水症状は改善され退院できたのですが、自宅に戻るとまだまだ暑い中だったからなのか、まただるさを感じ、自分で家事をする気力が起こらなくなりました。 だるくて動けなくなる→御飯が食べられない→心臓の動きが弱まり入院となり、入院すると途端に元気になり、退院するとまただるくなり、といったことを繰り返すようになりました。 入院すると途端に元気になるのは、やはり三食用意してもらえ、きっちり食べられること、看護師さんたちが声をかけてくれること、ほかの入院患者さんとおしゃべりできることで、身体の調子だけでなく気力も回復するからだと思います。 なので、遠方に住んでいる人やみんなにもそれぞれ事情がありますが、退院してからはなるべく親戚の中で行ける人が祖母の自宅に行き、家事を手伝ったり話し相手になるようにしたり、訪問介護をお願いしたり、食材・弁当の宅配を依頼したりということをしてみますが、やはりしばらくすると動けなくなりました。 現在は急性医療の病院から転院し、施設が見つかるまで療養型の病院に入院しています。 施設を探していますが、祖母の場合、トイレには自分で行けるし歩けるので介護付きの老人施設には入居を断られてしまいます。 私の祖母のように、身体は元気で、どこも病気がないがゆえに施設に入れず、一人になるとふさぎ込んでしまい身体が弱るという人は、日本中にたくさんいるのではないかと推測します。 老人性鬱という言葉もあります。そうならないように、そのような人が共同生活できる場が制度としてあればいいなと思っています。

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